連合高知2010春季生活闘争方針決定!!

連合高知は2月10日(水)に第41回地方委員会を開催し、2010春季生活闘争方針と2010政治決戦の取り組みについて決定した。
冒頭岡林俊司会長は「厳しい経済環境・雇用情勢の中、今春闘は“すべての働くもの”を対象として、“雇用も賃上げも”を合言葉に、社会の歪みを是正し生活の底割れを防ぐための闘いとしよう」と訴えた。
連合高知の2010春闘方針は連合方針に基づき、賃金関係では?賃金引上げ額5,300円以上/月(高知県内地場中小企業の賃金実態調査に基づく1歳1年間間差額4,800円プラス賃金改善分500円)、30円以上/時間(月額要求額を法定労働時間で除した額)、?ミニマム賃金設定(これ以下の賃金の労働者を無くす運動、高知では30歳162,400円、35歳177,200円)、?パート労働者の処遇改善、?間接労働者の処遇改善、?ワークルールの確立、?一時金要求等々と政策・制度実現の取り組み方針が原案どおり決定された。
今春闘は、とくに派遣や請負などの間接労働者の処遇について労働組合として関わりを持ち“はたらくものすべて”の処遇を改善していくことが審議・決定された。
当日18時からは高知市役所前で春闘闘争開始宣言集会が各構成組織より約300人の仲間が集まり実施され、集会終了後労働者派遣法の抜本改正を呼びかけながらデモ行進を行い市民に訴えた。