連合高知は第81回メーデー高知県中央大会を高知市の城西公園で開催した。
例年5月1日に実施していたが、今年からメーデーウィーク前半の休日である4月29日(昭和の日)に開催することとなった。メーデー開催日の変更については、連合本部が2000年以降のメーデーを5月1日以外の日に実施することを決定したことを受けて、連合高知においても議論されてきた経過があり、昨年のメーデーあり方委員会にて、メーデー精神は引き継ぎ、組合員が家族とともに参加しやすい日程とすることが決定され、今回初めての開催となった。
今回のメーデーは祭日に開催されたこともあり、家族での参加も多数あり全体で約2,000人の参加となった。主催者を代表して岡林俊司連合高知会長は「いま働くものは非常に厳しい状況に置かれている。非正規といわれる派遣・請負・パート労働者はもとより、正社員も解雇や労働条件の切り下げなど生活は底割れ寸前となっている。これらを防ぐには“働くものを中心とした政策・制度の実現”が重要となる。そのためには政権を自公政権時代に逆行させてはならない。今夏の参議院議員選挙は大変重要な選挙である。働くものの代表である我々の推薦する議員の勝利をめざして取り組もう」とあいさつした。来賓の方々の祝辞のあとメーデー宣言を採択し、デモ行進に移った。