連合高知「社会保障と税の一体改革」学習会の開催

連合高知は3月17日13:00から高知市サンライズホテルで約70名の組合員が参加して「社会保障と税の一体改革」学習会を開きました。
講師には、国会でこの課題の先頭に立って取り組んでいる武内則男参議院議員をむかえて、この間の国会での動きと民主党内で意見集約が大詰めをむかえている「社会保障と税の一体改革」の党内外の動きについて、最新の状況の報告と、これからの日本が直面している高齢化社会と少子化問題の解決に向けて、現状と今後の社会保障のあるべき姿について「社会保障と税の一体改革とは」と題して講演を受けました。
武内議員は講演に先立ち、現在の国会の状況について参議院国会対策委員長代理として、その最前線での動きをわかり易く説明をされました。
講演では、民主党政権になって消費税の引き上げが必要な局面になっているが、社会保障費が年に1兆円増える中で、慎重な対応をしながらこの間議論されており、その議論の底辺には財政、社会保障を持続可能とするためには財源が必要との認識がある。この問題はマスコミ報道では消費税の引き上げだけの限られた情報となっているが、子育て支援、雇用対策など全世代型の社会保障をめざしており、国民に開かれた議論が必要であると講演をを受けました。
連合高知は「働くことを軸とする安心社会」の実現にむけて、単に消費税の引き上げだけでなく税制全体の見直しと、誰もが安心して働き続けられる持続可能な社会の実現に向けて今後も取り組むことを確認し学習会を終えました。