連合高知災害ボランティアチームの組織拡大に向けたボランティア養成講座が9月12日、高知会館で行われた。連続講座の第1回目となるこの講座には、9名の受講者が高知県ボランティアNPOセンターから講師を迎え、座学とロールプレイを中心に講義を受けた。
座学では、地図を使った「南海トラフ巨大地震の被害様相のイメージ」や「ボランティア活動の基礎知識」、「災害ボランティア活動に関わる事例演習」を行った。また、ロールプレイでは、ボランティア役とボランティアセンターのスタッフ役に分かれて「ボランティアセンターの運営」を実演した。
講義を締めくくるにあたって講師からは、「被災地におけるボランティア活動の力は、?多くのボランティアが関わることで、被災地の復旧と復興の追い風になる、?ボランティアに参加する若者の力が地域を元気にする、?世代を超えたつながりとボランティアの協働など地域の助け合いが復興力を高める」とボランティア活動に参加する意義を提起しながら、連合高知の取り組みに期待が寄せられ、全日程を終了した。