強者をより強くし経済を引っ張ってもらえば、自然とその富が浸透するというトリクルダウン型を主軸とした安倍政権の政策に対して、連合高知は、働く者の立場で対抗軸を構築し「働くことを軸とする安心社会」の実現に取り組むため、新たなキャンペーン「クラシノソコアゲ応援団!2016RENGOキャンペーン街宣行動」を、12月25日早朝、県庁前交差点で行った。
急な要請にもかかわらず、県庁近隣の産別から多くの組合員が参加し、市民にビラを配りながら、新キャンペーン開始を宣言した。
折田会長、池澤事務局長は、「まず、連合の目指す、働くことを軸とする安心社会を実現するために、『底上げ・底支え』『格差是正』で経済の好循環。二つ目は、『安全・安心のセーフティーネットを構築』をすること。安全・安心のセーフティーネットを構築すれば、国民も安心して働くことができ経済の活性化にもつながっていく。三つ目の考えは、『すべての人にディーセント・ワーク、働きがいのある人間らしい仕事を実現しよう』ということ。雇用の原則は、期間の定めのない直接雇用であることを基本とする。最後、四つ目の考え方は、『健全な民主主義を取り戻そう』ということ。今後、与党1強の現状を打破し、健全な民主主義を取り戻すには、次期参議院選挙において二大政党がお互いに切磋琢磨する政治体制を生み出す足がかりをつかむしかない。」と訴えた。
以上の新キャンペーンを展開するにあたっての四つの基本的な考えを組合員はもとより、広く国民の皆さんにも浸透するように取り組みを展開していくことを市民に宣言した。