2月17日(日)三翠園にて、シンポジウムを開催しました。県内においてもあらゆる業種で労働力不足が顕著になってきているが、その中でも交通運輸労働者不足はより深刻度を増しています。しかも、このドライバー不足は、とさでん交通のバスの減便という形で県民の移動の権利を保障する公共サービスの縮小までも惹起するに至っています。今回のシンポジウムを通じて、ドライバー不足の問題にも焦点をあてつつ、公共交通を取り巻く問題の深刻さと「なぜこのような問題が生じているのか」を確認しながら、持続可能な公共交通の再生の必要性について共有をはかりました。
第1部の基調講演「持続可能な“みんなの地域公共交通”を目指して」と題して、九州大学大学院法学研究院 嶋田 暁文教授から提起を受けました。
第2部「物流部門における運転手不足問題について」運輸労連高知県協議会 谷山議長から「物流部門における運転手不足問題について」報告を受けました。
その後、パネルディスカションでは、利用促進を通じた公共交通の持続について議論しました。