【まっとうな政治を!~政治の役割は安心を与えること~】
この秋までには必ず行われる政治決戦に向けて連合高知は7月14日(18時半開会)、「連合高知 2021フォーラム」を三翠園で開催した。このフォーラムには組合員94名が参加し、武内則男(1区予定候補)・広田一(2区予定候補)の両衆議院議員から、先の通常国会に関わる国政報告を受けた。
<菅政権に怒り!>
武内議員からは、「今の政権には怒りしかない。それは何かというと、立憲主義を無視するがゆえに、行政の腐敗と歪みが進んでいるからだ。その結果、社会の脆弱性を生み出し、コロナ対策が後手に回るとともに、小出しのものにしかなっていない。コロナ禍といった国の非常時におこなうべき政治の役割は、国民に安心を与えることだ。目前に迫る政治決戦では、何としても“まっとうな政治”を取り戻そう」と組合員に訴えた。
<地方があるから国がある>
また、広田議員は「地方があるから国がある。リスクを分散し、多様性を重んじる多極分散型の国が今、求められている。このコロナ禍で市民の声、困っている人の声を菅政権は理解していない。こんな政権は信任できない。だから、来る政治決戦では、まっとうな政治に変えていこう」と政治の流れを変える必要性を語った。
<医療機関の内部崩壊が>
会場からは、「医療現場では、職員の行動規制がとられている。そんな中、職員のメンタル面に関する問題など医療機関内部の崩壊が危惧されている。こうした医療現場の実情を踏まえて地域医療体制の整備を」といった要請や、「コロナ関連施策をめぐって自治体職員は奮闘しているが、政府の対応はあいまいで現場は混乱している。こんな政治を変えるためにもお二人と共に闘う」とのエールの声があがった。
<両氏を先頭に闘う!>
折田会長は挨拶の中で、「菅政権がまともじゃない中で、武内則男、広田一のお二人はともに“まっとうな政治を”と訴えている。そもそも国民の意見を聞かない政治は成り立たないのではないか。こんな政治では、国民の命と暮らしは守られない。まっとうな政治を取り戻すためにも、来る総選挙では連合高知が推薦する両氏を先頭に全力で闘っていこう」と呼びかけた。