連合高知女性委員会は、7月30日(金)サウスブリーズホテルにおいて、9産別25名、高知市議1名参加のもと、昨年コロナ禍で開催を見送った「拡大幹事会」を今年は開催しました。
この拡大幹事会は、女性委員会の活性化と「連合高知第4次男女平等参画推進計画」プラス最終年度の達成に向けて、様々な職種の女性役員から一般組合員まで、幅広い立場の女性が日頃感じていることなどを率直に話し合う場として開催されました。
まず、主催者を代表して井上委員長は、コロナ禍の社会での女性の貧困に触れながら、次期衆議院選挙の重要性について述べました。続いて、武内のりお・広田はじめ両衆議院議員のご挨拶を頂いたのち、市川副事務局長からコロナ禍において明らかになってきたさまざまな立場の女性の実情や、最低賃金の内容、女性の貧困問題などの課題提起を受けました。その後、5グループに分かれて職場における問題等情報共有を行い、意見交換を行いました。
特徴的な意見としては、
【組合活動について】
・加入していると昇進できないと思われている
・「組合」自体の存在も知られていない
・組合自体に女性を育てる思いがない
~ などの意見があったその半面、
・賃金・役職等の男女間格差をなくすために執行委員になった
~ という意見もありました。
【職場について】
・昇給計算の掛け率が男女で違うため、女性で署名活動をした
・突然管理職に抜擢されて退職する者がいる
~ などの報告もありました。
【コロナ関連について】
・職場にウィルスを持ち込んではいけないというストレスが大きい
・飲食を伴う会合ができないため、交流・コミュニケーションが取りづらい。(特に新採の方と)
・在宅ワークについての意見も多く出されました
最後に、閉会あいさつした楠瀬副委員長は、「女性委員会では、こうした和気あいあいとうちとけて様々な問題や情報を共有しつつ、何でも言える場として、いろんな業種の方と交流を深めていって欲しいと思っています。今後また、この様な機会があった時には、積極的に参加していただき、今日来られなかった組合員のみなさんには、今回の楽しかったことだけをお伝えください。また、せっかく作った今日の輪をどんどん広げていって欲しいと思います」と締め括りました。
今回の拡大幹事会では、参加者から「異業種の方のいろいろな話が聞けてよかった」との声も聞かれたことから、今後も女性委員会として交流の場を設けていく事にしています。