連合高知第68回地方委員会 開催

連合高知は7月13日(木)、総計54名(傍聴を含む)の参加のもと、第68回地方委員会を開催し、「第1号議案 役員の交代について(案)」、「第2号議案 2023春季生活闘争の中間総括(案)」、「第3号議案 第20回統一地方選挙総括(案)」をそれぞれ承認した。
来賓には、連合本部 則松佳子 副事務局長、岡﨑誠也 高知市長、立憲民主党高知県総支部連合会 武内則男 代表、社会民主党高知県連合 神岡 俊輔 副代表 にお越しいただき、それぞれの立場からご挨拶をいただいた。

地方委員会の最後には、「『2023春季生活闘争 中間総括』と『第20回統一選挙 総括』を踏まえながら、“働くことを軸とする安心社会”、“働く者・生活者の立場に立つ政治勢力の結集・拡大”をめざして、組織の総がかりで行動していく」とするアピール宣言を採択し、池澤会長の団結ガンバローで第68回地方委員会を締めくくった。

《第2号議案 2023春季生活闘争の中間総括》(概要)
2023春季生活闘争における基本目標に関する取り組みと経過報告をしたうえで、「コロナ禍や物価上昇など厳しい交渉環境にあっても、県下では“賃上げの流れを継続するとともに、格差是正と組合員の生活防衛に一定資する妥結に至っている”」と評価した。
今後の課題については、「?.現下の物価上昇を考慮した実質賃金の引上げと、規模間・地域間格差の是正、?.賃金制度の整備、?.短時間・有期・契約等労働者の処遇・生活改善、?.県内すべての労働者の生活防衛・改善、?.政策制度課題の前進」という5つの課題を提起し、今後の闘いにつなげていくこととした。

《第3号議案 第20回統一地方選挙総括》(概要)
今年4月に行われた第20回統一地方選挙について、?.投票率の低さを、民主主義制度の根幹に関わる事態と受け止めること、?.組織内候補をはじめとする連合高知推薦候補者の擁立、?.労働組合の推薦候補者の名前・政策を組合員に浸透させたうえで棄権を防止すること、を総括と今後の課題として提起し、これを承認した。
そして、「地方議会に労働組合の代表者を送り出し、労働者・生活者の立場に立った政治や政策を打ち出すことは、“政権のスタンスに対峙しながら、地方から政治の流れを変えることに繋がる”」ということを再確認したうえで、「今後行われる地方自治体選挙や国政選挙など、選挙戦に対して組織をあげて対応していく」とした。