【毎月05日は「れんごうの日」! ~2月~】
2月のテーマは「みんなの春闘」です。
「春闘」って新聞やニュースで聞いたことがあると思いますが、どんなものか知っていますか?
労働者が労働条件(給料だけじゃありません!)について要求し、経営者と交渉することです。
新型コロナの感染拡大で多く人の働き方に影響が出ている今だからこそ、これから先の働き方について、考えてみませんか?
安心して働ける環境づくりのために、みなさんの職場を改めてチェックし、改善すべきところをいっしょに変えていきましょう!
~今月のテーマ~
東日本大震災から10年
あの時、連合は多くのボランティア派遣をはじめ、被災地の復旧・復興支援に取り組みました。また、少しでも心のケアにつながればと、子どもたちの交流イベントも行いました。私たちは、労働組合の原点といえる「支え合い・助け合い」の心を胸に、「震災を忘れない、風化させない、教訓をいかす」という思いを大切にしてきました。
あれから10年…大切な家族や友人、住み慣れた家や街並みを失った悲しみは消えることはないでしょう。だからこそ、あの時のことを振り返りつつ、未来に向けて何をすべきか、考えてみませんか?
【毎月05日は「れんごうの日」!~1月~】
2021年がスタートしました。今年最初の「05(れんごう)の日」は「働くすべての人に感謝を!」がテーマです。
医療・介護の現場で闘ってくださっている人、ステイホームの中、宅配の荷物を運んでくれた人、スーパーやコンビニなど生活必需品を扱う人、電車を運行してくださるなどインフラを担う人、今日も私たちの生活はたくさんの人のお仕事に支えられています!
昼夜を問わず働いてくれているエッセンシャルワーカーの皆さん、本当にありが
とうございます。みなさんのおかげで私たちは安心して暮らしていけます。
昨年は新型コロナの影響で私生活にも仕事にも大きな変化の年になりました。新たな年である2021年、労働組合・連合はエッセンシャルワーカーの皆さんをはじめ、すべての働くみなさんに寄り添います!
今年もよろしくお願いします。
~大好きな高知を守るための助け合い募金~
最前線で奮闘する方々への感謝の気持ちを込めて
全額を県のコロナ対策寄附金へ拠出・贈呈
連合高知青年委員会・女性委員会および西地協青年・女性委員会は、「新型コロナウイルス感染症の影響を受ける高知県の方々を支援すること」を目的とした『大好きな高知を守るための助け合い募金』を展開してきました。この活動は、取組期間を2020年10月1日~12月15日、目標金額を100,000円として展開してきた結果、多くの賛同を得て243,601円の貴重な浄財を集めることができました。
集められた募金は、高知県が実施している「新型コロナウイルス感染症対策助け合い寄附金」へ全額拠出することとし、贈呈にあたって濱口副委員長(青年委員会)と太田副委員長(女性委員会)は、「コロナ禍により制約があった中で、それぞれの職場や個々の人的ネットワークを活かして呼びかけました。金額こそ少ないが、医療現場等の最前線で奮闘する方々への感謝の気持ちがたくさん詰まった募金です。有意義に活用いただけることを願っています」とのコメントを付して副知事に手渡しました。
コロナ禍でも活動の前進を
連合高知青年・女性委員会は12月12日、県民文化ホール第6多目的室および三翠園で総会を開催した。今年度は、新型コロナウイルスの急な感染拡大の影響を受け、当初予定していた参加者が減る中での開催となり、女性委員会30名、青年委員会28名が参加した。
両委員会は、開会からあいさつまでを合同で行ない、その後分かれて以後の議事を進めた。また、今年は各総会終了後に「大好きな高知を守るための募金活動」も行い、参加者からは12,565円の浄財を頂いた。
開会にあたり、主催者を代表として今井青年委員長からは、コロナ禍で思うような活動ができなかった苦しさを振り返り、「労働組合の活動は人とのつながりこそが原動力であり、それを次世代に伝承・醸成することが青年委員会の使命であると感じている。小さな一歩を続け大きな歩に変え、厳しい環境を乗り越えていけるよう、コロナ禍を好機と捉えて活動していこう」と述べた。
続いて、井上女性委員長からは、コロナ禍の中、派遣など非正規で働く女性の就業環境の悪化が浮き彫りとなったことに触れ、「安心して働き続けられる労働環境が整わない限り、再びこのような災害が発生すれば同じことの繰り返しになる」と述べた。
女性委員会総会では、重点課題として、1.ネットワークづくりと問題意識の共有化、2.男女平等参画推進、3.均等待遇、政策・制度要求の取り組み、4.連帯活動の取り組みの4項目の強化に加え、パワハラをはじめあらゆるハラスメントを許さない取り組みを組織全体で進めていく事を確認した。そのうえで、女性委員会が中心となって「高知さくら会計事件」の原告組合員4人を引き続き支援していく事も確認された。
質疑討論・職場からの報告では、自治労女性部(仁淀川町職労)の山諸代議員から、自治労高知県本部全体で春闘要求項目に入れた「不妊治療に関する休暇」の取り組み成果について、「いの町役場で5日間の特別休暇を勝ち取った。日数的には少ないが、まずは中身を精査しながら今後につなげたい」と報告があった。
青年委員会総会では、「各産別青年組合員との学習・交流の場を作り、産別の枠を超えた連帯強化を進めること」や「生活や職場の課題は、政治と密接に関係をしているという事を再認識し、青年世代の政治活動への参加をはかると共に、来年実施される衆議院選挙に連合高知と連携をして取り組むこと」などが確認された。
《コロナ禍で社会の変革を!〜社会貢献の強化、多様性の社会を!〜》
連合高知は11月17日、第32回臨時大会を三翠園で開催した。この大会は、2年間方針の中間年にあたることから、この一年間の活動を振り返るとともに、運動方針を補強した。
開催にあたって折田会長は、現在のコロナ禍にあって「日本社会の脆弱性が明らかになった。とくに、パート・有期の労働者など弱い立場にある人ほど深刻だ」としたうえで、「明らかになった課題を克服し、社会の構造を変革しなければならない」と述べた。また、真の多様性が根付く職場・社会の実現に向けて、連合高知が闘っている“パワハラ訴訟”について、「この裁判闘争で、社会通念にもとづいたパワハラの基準づくりに貢献し、パワハラ防止法の実効性を高めていかなければならない」と、この闘争の意義を語った。衆議院選挙を目前にする政治闘争に関しては、連合の基本方針である“新立憲民主党と政策協定を締結し、連合総体として支援していく。新国民民主党については、所属議員とのこれまでの関係などを踏まえ、同党との政策協定の締結をもって、その候補者を支援していく”ことを踏まえて、「高知1区の武内則男さん、高知2区の広田一さんの勝利に向けて組織一丸となって闘い抜こう」と呼びかけた。
2020年度の運動の振り返りでは、“2020春季生活闘争”や“地方最低賃金引上げ”の取り組み、男女平等社会実現に向けた“産別訪問・労働局への申し入れ”、コロナ禍の県内への影響とその対策を意見交換する“推薦自治体議員との情報交換”の取り組みなどが報告された。
運動方針の補強に関する主なものでは、地域共生社会の実現など地域における運動の推進に関して、「労福協と連携して、各社会福祉協議会や各子ども食堂、フードバンク高知などが緩やかに連携する組織“こうち食支援ネット”の結成と活動の具体化に向けた取り組みを支援していく」ことにした。また、男女平等をはじめ、真の多様性が根付く職場・社会の実現について、「パワハラ訴訟の支援」および「ジェンダーバイアス(無意識を含む性差別的な偏見)や固定的性役割分担意識の払拭、偏見による職場への影響に気づく活動」を強化していくことも確認した。
4号議案“第49回衆議院選挙への取り組み”については、「選挙区は、武内則男(高知1区)、広田一(高知2区)の勝利をめざして、連合高知が組織一丸となって全力で支援する。比例四国ブロック代表については、選挙区での勝利を第一義とし、原則、立憲民主党を支援する」ことを満場一致で可決した。
その他の議案では、執行部から「高知さくら会計事件の裁判闘争に関わる当面の闘争方針」が提起され、連合高知の組織をあげて闘っていくことが確認された。
参加代議員からは、自治労・競輪競馬労組より「コロナ禍の影響を受けて休業を余儀なくされた。そんな中、職員は雇用保険に加入し、一般被保険者にもかかわらず、雇用調整助成金が受けられない」と、法のはざまに置かれ、制度の矛盾に直面する実態報告があった。また、青年委員会からは「コロナ禍による影響を受けた方々を支援するために、青年・女性委員会、西地協青年・女性委員会が協力して“募金活動”をしているので協力を」と要請があった。
臨時大会の最後には、大会宣言を採択したうえで、折田会長の団結がんばろうですべての日程を終了した。
男女平等参画推進委員会による産別訪問
コロナ禍で延期となっていた、今年の男女平等参画推進委員会による産別・単組訪問は、第1弾として10月14日に「運輸労高知県協議会」・「印刷労連オルタス分会」へ、第2弾では10月19日に「自動車総連高知地方協議会」を表敬訪問した。
訪問先では、昨年実施した「連合高知第4次男女平等参画推進計画進捗状況調査」をもとに、各産別・単組の女性参画状況、男性の育児休暇の状況、青年女性の取り組みや課題などの意見交換を行なった。
職場はもちろんのこと、組合活動などあらゆる場面での女性の参画をめざすため、各産別とも職場の環境整備や、単組役員の女性枠の複数設置、会議開催時間の工夫などさまざまな取り組みが行われていることが報告された。
また、ご参加頂いた各組織の女性委員の方からは、“仕事と家庭の両立の厳しさ”など、どこの職場でもまだまだ解決できない悩みが多いことなどが訴えられた。
これに応えて、連合高知女性委員会からは今後、積極的に情報交換する場を設けていくと述べた。さらに、事務局からは、男性育児休業の取得率を上げるための助成金活用や、連合高知が主催する女性の集まりなどにも積極的に参加をしていただくこともお願いをした。
今年は、女性組合員が少ない産別を訪問しており、現場での取り組みや、女性の参画に向けて生の声を聞くことができ、有意義な意見交換となった。
〜連合高知2020年「男女平等参画推進フォーラム」〜
連合高知は、「2020年男女平等参画推進フォーラム」を10月24日、三翠園で組合員40名参加の中、開催した。本年は、コロナ禍であることから、連合総合政策推進局の井上久美枝 総合局長からはリモートで「連合第4次男女平等参画推進計画プラス」の内容説明と課題提起を受けた。
講演の中で井上局長は、ジェンダーギャップの国際比較を取り上げて「日本は、ジェンダーギャップ指数が153ヶ国中121位と、あまりにも低い水準だ」としながら、「とくに、管理職比率、賃金格差などが低い。仮に管理職や勤続年数が男女同程度になれば、格差は大幅に縮小される」と、ジェンダーギャップの実態を交えながら、労働組合が取り組むべき課題を語った。
講演後の質疑応答では、女性委員会の中山事務局次長から「連合高知も第4次男女平等推進計画を取り組んでいるが、目標への達成には程遠い。この原因の一つには、トップリーダーの意識に問題がある」と鋭い指摘がなされた。また、楠目青年委員会幹事からは、男性の育児休暇取得の事例報告とともに、男性の休暇利用が進まない原因として「制度に関する知識不足もあるのではないか。組合活動の中で、休暇制度の周知を図っていきたい」と、取り組みの決意が述べられた。
集会をまとめるにあたって井上局長は、講評しながら「男性は席を譲る勇気を!女性は責任を負う勇気を!」と“男女平等、真の多様性が根付く職場・社会の実現”に向けたメッセージを発した。
〜青年委員会・女性委員会〜
『大好きな高知を守るための助け合い募金』を展開中!
連合高知の青年委員会・女性委員会および西地協青年女性委員会では、「新型コロナウイルス感染症の影響を受ける高知県の方々を支援すること」を目的とした募金カンパ活動を展開している。
今年度はコロナ禍によって、交流・研修の場であるユースラリーという行事の開催を見送ることとし、「それに代わるものとして身近にできるボランティア活動」という主旨で実施を決定した。
高知県内における新型コロナウイルスの感染状況は、一定落ち着きつつあるものの、依然として収束の見通しは立っていない。また、学校や社会経済活動が再開されたものの、今なお影響を受け、困難に直面している方々はおられるだろう。
今回の活動において、趣旨に賛同し集められた募金は高知県が実施している「高知県新型コロナウイルス感染症対策助け合い寄附金」へ寄付することとしている。
皆様のあたたかいご支援とご協力をいただきますよう、よろしくお願いします。
取組期間 2020年10月1日(木)〜12月15日(火)
目標金額 100,000円