ニュース

働き方改革法案に関する緊急街頭行動

6月5日(火)早朝、市民の出勤時間に合わせて県庁前にて緊急街頭行動を行いました。 5月31日 働き方改革関連法案が衆議院本会議で可決され、参議院に送付されました。同法案は、当初予定されていた企画業務型裁量労働制の拡大については、削除されたものの、高度プロフェッショナル制度の創設については残されたままとなりました。長時間労働を助長する懸念のある高度プロフェッショナル制度の創設は実施すべきでありません! 「働き方改革」は、企業のための「働かせ方改革」であってはなりません。過労死、過労自殺ゼロはもちろん、健康で安心して働き続けられる環境にすること、非正規雇用で働く人の処遇を改善し、働きがいのある職場にすることこそが、働く者のための「働き方改革」です。

連合高知2018年男女平等参画推進フォーラム

6月2日(土)2018年男女平等参画推進フォーラムを開催しました。 今年は、関西大学 多賀太教授を講師に迎え、「男性にとってのワークライフバランス」について講演いただきました。 多賀授教は、教育社会学とともにジェンダー論の研究をされており、男性から女性への暴力をなくすために、男性が主体となって取り組む国際的啓発運動である「ホワイトリボンキャンペーン・ジャパン」の共同代表理事でもあります。 現在の男性の働き方が、女性の活躍を阻害しており、男性標準の労働慣行、男社会の常識が一般社会の常識である図式化を問い直す必要があることなど、男性にとってのワークライフバランスの実現に向けて、いろんな視点から解りやすく提起いただきました。

連合高知第16回囲碁・将棋大会

例年1月上旬に行っている囲碁・将棋大会は、今年は、会場の都合により5月13日に変更して勤労者交流会館にて開催しました。 大会には現役や、各組織の退職者も多数参加して盤上の熱戦を繰り広げました。各種目の成績は以下のとおりです。 〇囲碁の部 【個 人】 優 勝:とさでん交通労組  小松 忠義さん 準優勝:とさでん交通労組  中谷 達美さん 第三位:高知県退職者会   村上 次男さん 【 団 体】 優 勝: JP労組 (池野 慎一、山本 修、西岡 修一さん) 準優勝: 県職B(浦田 博幸、村岡 盛志、武市 瑞穂さん) 第三位: 県職A(安倍 淳介、清水 豊彦、田所 稔さん) 〇将棋の部 【個 人】 優 勝:NTT退職者の会  矢野 光洋さん 準優勝:NTT退職者の会  高石 晴夫さん 第三位:高知市職労    松本 恒生さん 【団 体】 優 勝:県職A(斎木 健、鈴木 良太郎、入交 隆さん) 準優勝:県職B(門田 富雄、青木 幹夫、森 誠一さん) 第三位:高知市職労B(松下 嘉彦、森本 健二、中澤 文雄さん)

第89回 メーデー高知県中央大会

4月29日城西公園で、24産別13団体から約1400人が参加し「平和・人権を守り、あらゆる差別をなくそう! 働くもののための働き方改革をすすめ、すべての仲間と結集しよう!」のスローガンの下、第89回メーデー高知県中央大会を開催しました。 折田会長は、「安倍政権が今国会の重要課題としている働き方改革関連法案について、断じて容認できない!」と批判しました。「またこの間、春季生活闘争を中心に先駆的に‘働き方改革’のあるべき姿を具現化することを目標として、総合的な労働条件改善闘争に取り組み、一時金や福利厚生の運用など均等待遇実現の前進も見られている。今後、働くものの働き方改革実現に向けたキャンペーン活動を展開し、働く者の底上げを求め、同一価値労働同一賃金などを勝ち取り、すべての国民が希望をもって働き暮らしていくことのできる政治を取り戻す取り組みにつなげていく。」と訴えました。 続いて、行政をはじめ政党、友誼団体の方々を紹介・あいさつを頂いたあと、恒例の「お楽しみ抽選」を女性委員会の進行で行い、当選番号をめぐって会場が沸き立ちました。最後に、「ディーセント・ワーク」と「ワーク・ライフ・バランス」の実現に向けて、全力を挙げて取り組むことと宣言を採択し、折田会長の団結ガンバローで締めくくりました。 式典終了後、参加者全員で中央公園までデモ行進し、「クラシノソコアゲ実現」「最低賃金の引き上げ」「非正規労働者の労働条件改善」「均等・均衡待遇」などを市民に訴え、すべての日程を終了しました。

女性委員会・青年委員会第2回合同幹事会 学習会

4月21日13:30〜17:00 高知市中央公民館にて、「連合高知女性・青年委員会合同幹事会 学習会」を開催しました。 アサーティブジャパンから森田栄子講師を迎え、アサーティブなコミュニケーションを学びました。アサーティブとは、自分も相手も尊重したうえで、誠実に対等に自分の要望や意見を伝えるコミュニケーションです。二人一組で様々な場面でのコミュニケーション術を学びました。 その後は、連合の冊子を用いて連合の取り組みについてや、連合高知執行部、各種委員会などについても学習しました。最後に、「連合または労働組合の取り組みを進めていくうえでの課題や悩みなど」についてグループワークを行いました。

2018春季生活闘争「街頭行動」

高知県内の春季生活闘争に合わせて、県庁前交差点にて街頭宣伝ならびにビラ配布を行いました。 今春闘での取り組みである「賃金引き上げの継続と拡がり」そして「労働者目線での働き方改革」について街頭宣伝しました。そして、現在交渉が展開されている民間労働組合の妥結結果が未組織労働者の賃金や地域別最低賃金の決定にも大きく影響を与えることを訴えました。

高知県経営者協会へ申し入れ

連合高知は、3月15日(木)高知県経営者協会に対して、2018春季生活闘争をはじめ、格差是正と産業全体の底上げ、働きかた改革において長時間労働など働きかたの見直し、同一労働同一賃金への取り組みなどについて労働環境改善を求める要請書を手渡し、意見交換を行いました。

第108回国際女性デー高知県集会

【3月8日は国際女性デー】 女性の権利と平等のために闘う記念日。 STOP! GENDER – BASED VIOLENCE AT WORK! 《第108回国際女性デー高知県集会》 1857年 ニューヨークの繊維工場の火災で多くの女性労働者が犠牲になったことを受け、3月8日低賃金・長時間労働に抗議する集会が開かれたことが起源です。 その後、国連において「女性の権利と平等のために闘う記念日」と位置づけられ賃金・労働条件の向上を表す「パン」と女性の尊厳、人権の確保を表す「バラ」をシンボルに、今も世界各国で様々な行動が展開されています。 今年の高知県集会は、高知初の女性弁護士 藤原充子さんを講師に迎え「弁護士生活50年を振り返って」講演いただきました。 経済的にも社会的にも自立し、自己決定できる環境が整うようすべての女性たちが連帯していきましょう。

連合高知第57回地方委員会

2月14日 高知会館にて、具第57回地方委員会を開催し、「月額12,000円、時間額72円以上」とする統一要求基準をはじめとする2018春季生活闘争方針を確立しました。 開催にあたり、折田会長は、「5年連続の官制春闘と言われているが、春季生活闘争は、労使が真摯に交渉して決着をはかるものであり、底上げ・底支え、格差是正を作りだすのは私たち労働組合の役割である。すべての労働組合が月例給の絶対水準の獲得にこだわること、サプライチェーン全体で生み出した付加価値の適正分配に向け、すべての労働者の立場にたった働き方実現に取り組むことをお願いしたい。また、この間の取り組みをさらに加速させ賃上げの流れを定着させることを目指すとともに、取引関係の適正化に加え働き方とのつながりにも目を向けた運動展開をしていくこと。すべての組合で、36協定の見直しなど長時間労働の是正、非正規の仲間の正社員への転換ルールの導入・拡大・転換促進など同一労働同一賃金の実現などの働き方改革のあるべき姿を求める闘いをお願いしたい。そして、この総合的な労働条件改善の闘いは、連合政策実現の闘い、クラシノソコアゲ実現キャンペーンも含めた多様な取り組みを展開してはじめて実現できる。労基法改正のなかの改悪部分である長時間労働是正に逆行する高度プロフェッショナル制度の導入や裁量労働制の拡大を許さない闘いにおいても同様である。最後に、政治闘争についてであるが、安倍政権5年の間、日本社会は、格差・貧困が拡大し、あらゆる面で矛盾は露呈し始めている。私たちの暮らしは、政治と深くつながっており、暮らしを良くしていくためには政治に関わっていかなければならないことをしっかりと意思統一して政治闘争につなげていくことが肝要である。連合政策実現の観点からも巨大な自公の与党体制と対峙していくためにも、大きな塊を形成していくことが求められている。連合高知としても、本年に行なわれる各自治体議員選挙、来年に予定されている第19回統一地方選挙、第25回参議院議員選挙など地域おける政治基盤確立に向けて重要な闘いであり、各構成組織の格段のご協力をお願いしたい」と訴えました。 議事については、第1号議案「役員の交代(案)」、第2号議案「第48回衆議院選挙闘争総括(案)」、第3号議案「2018春季生活闘争方針(案)」について、それぞれ承認されました。

連合高知2018春季生活闘争「闘争開始宣言集会」

 地方委員会終了後、引き続き同会場にて連合高知2018春季生活闘争「闘争開始宣言」集会を行ないました。集会に参加した156名は、月例賃金の改善をめざして気勢をあげました。闘争に向けた決意表明では、UAゼンセン・サンプラザレイバーユニオンの百田篤司事務局長、日教組高知の谷田憲一書記長から、それぞれ職場状況や春闘における取り組み等が報告されました。集会の最後には、“「底上げ・底支え」「格差是正」と「すべての労働者の立場にたった働き方」を見直そう!”とする闘争開始宣言を採択しました。