ニュース

連合高知第22回臨時大会開催

連合高知は11月26日(金)城西館において第22回臨時大会を開催し、2010〜2011年度運動方針の補強案、2011春季生活闘争案、第22回参議院議員選挙総括、2011政治決戦方針などを決定した。 冒頭岡林俊司会長は「現在取り組みを進めている三つの力点(?社会の底割れに歯止め、?地域に根ざした顔の見える運動、?組織拡大)を検証すると各種街頭活動や労働相談での県労働委員会の活用、労福協との共闘・ワンストップサービスの展開等々の成果があり、課題としては組織拡大、NPOとの連携、大衆行動の不足等がある。後半の一年間は、組織の強化・拡大、公契約条例の制定など政策制度要求の取り組み強化、連合の第三次組織財政確立検討委員会の方針に基づく地協活動の強化、労福協を中心としてのワンストップサービス機能の充実と運動の推進に取り組もう」と強調した。

労働者派遣法早期改正をもとめて連合の日街頭行動

連合の日である5日、連合高知は傘下組合員約30名が“労働者派遣法改正早期実現”を訴え高知市ひろめ市場前で街頭行動を行なった。 労働者派遣法は先の通常国会において継続審議となっているもので、全国の連合は早期改正実現に向けて取り組みを行なっている。 岡林会長は「行き過ぎた規制緩和により、派遣労働者は不安定な雇用契約、不当な低処遇等々不安定・不利な条件で働かされている。その一例が、企業会計上では人件費でなく、資材費として計上されているなど人間として扱われていない。労働者派遣法の早期改正実現を」と強く訴えた。

ITUC世界行動デー 街頭行動

連合が加盟する国際労働組合総連合(ITUC:世界151の国と地域で働く1億7,600万人の労働者が加盟)は2010年の「ディーセントワーク(働きがいのある人間らしい仕事)世界行動デー」を10月7日に設定した。 連合高知では連合の日の5日、中央公園北口、ひろめ市場前の2箇所で組合員40名あまりが参加して、街頭でチラシを配り、本年6月に政府が策定した「新成長戦略」に盛り込まれた「雇用・人材戦略」の着実な実施と、誰もがディーセントな就労機会を得られる社会基盤整備の必要性を強く訴えた。

連合高知第42回地方委員会開催される!

連合高知の第42回地方委員会が7月7日(水)高知共済会館において開催された。 冒頭岡林会長は「高知県内の2010春闘は、業種別・同一組合集計ともに昨年を上回っており健闘したと言える。ただ、今春闘から取り組みを開始した間接労働者の処遇改善については一部の産別以外では要求すら出来ていないのは大きな反省材料である。また、現在真只中である参議院選挙は、組織内・推薦候補、地方区候補の闘いは非常に厳しい情勢となっているが、構成組織・組合員一丸となって勝利に向け取り組もう」とあいさつした。 今回の地方委員会では、役員の交代、2010春季生活闘争中間総括、第22回参議院議員選挙の闘いについて審議され、提案どおり承認・決定された。 2010春季生活闘争は、高知県の賃上げは加重平均(組合員一人当たり)4,103円(昨年比+247円)、単純平均(組合平均)3,279円(昨年比+167円)と昨年を上回る金額で妥結できたことは年初の厳しい経済情勢等を考えると健闘したといえる。

2010春闘県内地場大健闘!!

4月末現在の2010春季生活闘争の賃上げ状況が集計された。 集計によると、全国の第4回回答・妥結集計(2,663組合)は、平均賃金方式で4,973円(1.71% 昨年比−139円)、一時金は年間方式4.42ヶ月(昨年比+0.19ヶ月)、分離夏季分2.14ヶ月(昨年比+0.01ヶ月)となっている。中小の妥結状況は1,566組合加重平均3,853円 (昨年比+98円)、単純平均3,664円(昨年比+80円)となっている。 県内の4月末現在の妥結状況は、全体で25単組(昨年最終47単組)、地場組合で15単組(昨年最終33単組)が解決しており、賃金集計結果は全体加重平均で4,656円(昨年同時期比+521円)、地場加重平均で3,520円(昨年同時期比+228円)と厳しい経済状況の中、大いに健闘している。 一時金については、全国では昨年を上回っているが、高知県においては増減があり昨年と大差はない状況である。

連合高知結成20周年記念フェスティバル開催される!!

連合高知は結成20周年を記念してフェスティバルを開催した。 4月29日の第81回メーデー高知県中央大会終了後に、丸ノ内緑地公園にて実施されたフェスティバルは、高知出身の空はるか・スーパーバンドのライブや、大道芸人ショー・玄藩太鼓・よさこい踊りや、エアードーム・巨大だるま落としなどの遊具などで、組合員や家族、一般の方々や旅行者の方々で大いに賑わった。

第81回メーデー高知県中央大会実施!!

連合高知は第81回メーデー高知県中央大会を高知市の城西公園で開催した。 例年5月1日に実施していたが、今年からメーデーウィーク前半の休日である4月29日(昭和の日)に開催することとなった。メーデー開催日の変更については、連合本部が2000年以降のメーデーを5月1日以外の日に実施することを決定したことを受けて、連合高知においても議論されてきた経過があり、昨年のメーデーあり方委員会にて、メーデー精神は引き継ぎ、組合員が家族とともに参加しやすい日程とすることが決定され、今回初めての開催となった。 今回のメーデーは祭日に開催されたこともあり、家族での参加も多数あり全体で約2,000人の参加となった。主催者を代表して岡林俊司連合高知会長は「いま働くものは非常に厳しい状況に置かれている。非正規といわれる派遣・請負・パート労働者はもとより、正社員も解雇や労働条件の切り下げなど生活は底割れ寸前となっている。これらを防ぐには“働くものを中心とした政策・制度の実現”が重要となる。そのためには政権を自公政権時代に逆行させてはならない。今夏の参議院議員選挙は大変重要な選挙である。働くものの代表である我々の推薦する議員の勝利をめざして取り組もう」とあいさつした。来賓の方々の祝辞のあとメーデー宣言を採択し、デモ行進に移った。

連合高知中央地域協議会 第4回メーデー南国・香美・香南地区大会開催!

連合高知中央地域協議会は、4月25日(日)に南国市物部川河川敷広場において、「第4回メーデー南国・香美・香南地区大会」を開催いたしました。 当日は晴天に恵まれ、子ども・家族・組合員を含む830名以上の参加で、メーデースローガンのもと、今夏施行される第22回参議院選挙の勝利をめざし、全力で運動・取り組みを進めることを確認しました。恒例のお楽しみ抽選会・もち投げも開催され、子どもたちには、お菓子のプレゼントもあり、大いに盛り上がりました。

高知県経営者協会、高知商工会議所へ申し入れ!!

連合高知は2010春季生活闘争の一環として、4月2日に高知県経営者協会、高知県商工会議所連合会に対して、雇用・失業対策、非正規労働者の待遇改善、労働基準法等法令が改正・施行されることによる法令遵守、労働安全対策等々の申し入れを行った。 両団体とも「趣旨は理解できる。労働法令の遵守はもちろんのこと、雇用問題も大きな課題として求職者の県外流出を止めたい」とのことであった。