連合高知は1月8日、新春恒例の旗開きを城西館で開催した。この旗開きは連合高知結成30年の節目を迎えて初の開催となり、組合員346名、来賓87名が参加。それぞれが向こう1年の闘いに向けた決意を固めあった。
開催あたり折田会長は「連合高知は安心社会とディーセント・ワークを守り、創り出すという目標を掲げて、その実現に向けて全力をあげる」と新年の抱負を語った。また、これから本格化する2020春季生活闘争について「株主に厚く労働者に薄い歪んだ分配構造の転換につながる賃上げと、パート・有期労働者の抜本的処遇改善のための働き方改革の具体化に取り組んでいく」と運動の基調を述べた。そのうえで、「格差と貧困の解消に向けて、それぞれの組織で現場からすべての労働者の処遇改善と未組織の仲間の組合結集を進めてほしい」と呼びかけた。政治課題については「持続可能で包摂的な社会を創り出すためにも安倍一強に終止符を打つべく、現職の広田一、武内則男両衆議員の勝利に向けた闘いを展開しよう」と訴えた。
来賓あいさつには、濱田省司高知県知事、岡崎誠也高知市長、広田一・武内則男両衆議院議員が立ち、それぞれの立場からのあいさつをいただいた。その後、古田宏昌労働局長の乾杯の音頭で宴がはじまり、参加者お互いの親交をあたためた。
毎年恒例のラッキープレゼントでは、加湿器付き空気清浄機を目玉景品に総数215個の景品の抽選をめぐって会場が沸き立った。