コロナ禍で延期となっていた、今年の男女平等参画推進委員会による産別・単組訪問は、第1弾として10月14日に「運輸労高知県協議会」・「印刷労連オルタス分会」へ、第2弾では10月19日に「自動車総連高知地方協議会」を表敬訪問した。
訪問先では、昨年実施した「連合高知第4次男女平等参画推進計画進捗状況調査」をもとに、各産別・単組の女性参画状況、男性の育児休暇の状況、青年女性の取り組みや課題などの意見交換を行なった。
職場はもちろんのこと、組合活動などあらゆる場面での女性の参画をめざすため、各産別とも職場の環境整備や、単組役員の女性枠の複数設置、会議開催時間の工夫などさまざまな取り組みが行われていることが報告された。
また、ご参加頂いた各組織の女性委員の方からは、“仕事と家庭の両立の厳しさ”など、どこの職場でもまだまだ解決できない悩みが多いことなどが訴えられた。
これに応えて、連合高知女性委員会からは今後、積極的に情報交換する場を設けていくと述べた。さらに、事務局からは、男性育児休業の取得率を上げるための助成金活用や、連合高知が主催する女性の集まりなどにも積極的に参加をしていただくこともお願いをした。
今年は、女性組合員が少ない産別を訪問しており、現場での取り組みや、女性の参画に向けて生の声を聞くことができ、有意義な意見交換となった。