主催者を代表して間嶋会長は、安倍政権の経済政策を「政府や日銀が掲げる2%のインフレ目標の中で、物価だけが上がり賃金が置き去りにされないように全力を尽くすべきだ」と批判した。また、年収200万円以下の労働者が4分の1を占める現実も強調し「将来にわたって生活の生活の安心・安定を考えることが政治の役割だ」と訴えるとともに、夏の参議院選挙に向けて高知県選挙区武内則男推薦候補と全国比例の構成組織内推薦候補9名の必勝に向けての取り組みへの協力をを求めた。
来賓あいさつでは、尾崎正直高知県知事、吉岡章高知市副市長、武内則男民主党高知県連代表、久保耕次郎社民党高知県連代表からそれぞれあいさつを受けた。
恒例のお楽しみ抽選会は、東日本大震災からの復興への支援のために、福島県の特産品を景品に女性委員会が中心となって取り組んだ。
メーデー宣言は、雇用の安定と格差是正など労働者の立場に立った政策実現をめざす宣言を採択し、最後に間嶋会長の団結ガンバローで閉会した。
参加者は集会後中央公園までデモ行進し、最低賃金の引き上げや非正規労働者の均衡待遇を訴えた。