開催にあたり挨拶した間嶋会長は、労働法制の改悪について「低賃金で働かされ、さらに、健康を害して過労死を招く。だから、なぜ労働者保護ルールがあるのかということをみんながもう一度考えて、職場・地域から反対の声をあげていこう」と訴えた。
キャラバン行動を担った東地域協議会からは、市川地協事務局長が「16日に県の東端の東部ブロックからはじめて西へ嶺北ブロック、南国・香美・香南ブロックへと進み最終の25〜26日、県都高知市をキャラバン隊が駆け巡った。行動の最中には、住民がわざわざ屋外へ出てきて訴えを聞き入る姿や、ビラを受け取って“私の娘も派遣労働者。こんな法案通したらいかん!あんたらぁがんばってや”との叱咤激励もいただいた」と行動の報告があった。
その後、中央集会のネット中継を視聴。その中で、連合古賀会長は「派遣法は誰のための改正なのか。低賃金で使い捨て、働く者の犠牲のうえに成長戦略を進めることは許さない。また、8時間労働規制を外して長時間労働と過労死を強いる改悪は絶対に阻止する。今まさに闘いが正念場となっている。私たちのエネルギーを国会周辺に集中して廃案に持ち込もう」と檄を飛ばした。
集会の最後に、井上康子執行委員が「すべての働く者の連帯で安倍政権の暴走にストップをかけよう」とするアピールを提案・確認して、間嶋会長の団結ガンバローで全国統一集会を締めくくった。