第87回メーデー高知県中央大会を、4月29日(金)10:00から城西公園にて開催した。大会には、23産別、7団体から約1800名が参加し「支え合い 助け合う 心をひとつに力を合わせ、暮らしの底上げを実現しよう!」のスローガンの下、すべての働く者の「底上げ・底支え」「格差是正」の実現をはかっていくことを確認しあった。
開催にあたりあいさつに立った折田会長は、冒頭4月14日から続く熊本地方を中心とした九州地震により、お亡くなりになられた方々に謹んで哀悼の意を表し、その後以下の内容を述べた。
◇「私たち連合の最大の課題は、進行し続ける格差拡大と貧困の増大にストップをかけること。」
◇「暮らしの底上げ。格差是正に向けて、働くことを軸とする安心社会の実現に向けた運動を進めていくこ と。」
◇「本年7月に実施される第24回参議院選挙に加え、ダブル選挙実施の可能性を含めて本年中に解散総選挙が実 施されることも確実視されている。国政選挙の年であり、日本の進路を決める極めて重要な意義を持つ政治 決戦が迫っている。自民党一強状態を打ち破り、与野党が切磋琢磨する緊張感のある政治状況を作り出し、 働く人が報われる政治を取り戻そう。」と決意を語った。
続いて、行政をはじめ政党、友誼団体の方々を紹介・挨拶をいただいたあと恒例の「おたのしみ抽選」を女性委員会の進行で行い、当選番号をめぐって会場が沸き立った。
メーデーの最後には、「暮らしの底上げを実現し、“働くことを軸とする安心社会”への扉を切り拓こう」とする宣言を採択して会長の団結ガンバローで閉会し、参加者全員で中央公園までデモ行進しながら、“底上げ・底支え”と“格差是正”の実現を市民に訴えた。
今回のメーデーでは、4月に発生した九州地震への義援金を募り、41,624円もの浄財を集めることができた。
〜ご協力いただきました組合員やご家族のみなさま本当にありがとうございました。〜