高度プロフェッショナル制度の導入阻止緊急街頭行動

【高度プロフェッショナル制度の導入阻止 緊急街頭行動】
6月16日(土)中央公園北口にて、第196回通常国会の会期末を目前に、働き方改革関連法案をめぐる攻防がヤマ場を迎える中、“高度プロフェッショナル制度の削除”と“真の働き方改革”の実現をめざして緊急街頭行動を行いました。この行動には広田一衆議院議員をはじめ立憲民主党高知県連合、国民民主党高知県総支部連合会も駆けつけました。
マイクを握った広田衆議院議員は「働き方改革関連法案は、8本の重要法案を一まとめにしており、十分な審議がなされていない。また、高度プロフェッショナル制度は不適切データで問題になった裁量労働制よりもひどい“スーパー裁量労働制”だ。こんな過労死を増やす制度は削除するよう地域から声をあげていこう」と市民に呼びかけました。
折田連合高知会長からは「長時間労働の是正とは真逆の高度プロフェッショナル制度が働き方改革関連法案には盛り込まれている。この制度は高度な専門職で交渉力のある者が対象としているが、そもそも労働者と使用者は対等な関係ではない。また、派遣労働の対象者が拡大されたように、高度専門職から出発して対象者を拡大していくのは目に見えている。こんな制度は法案から削除させ、企業のための働き方改革ではなく労働者のための働き方改革を実現しよう」と訴えました。