連合高知第30回臨時大会

11月27日(火)三翠園において、連合高知第30回臨時大会を開催しました。
臨時大会では、この1年間の総括と運動方針の補強を行った。開催にあたり、折田会長は、「本年も、相次いで多くの自然災害が発生し、甚大な被害が生じている。西日本豪雨災害に対して、連合四国ブロック活動として、ボランティア活動に参加していただいたことに感謝を申し上げる。発足6年を経過しようとしている安倍政権が『一強政治の弊害これに極まれり』の様相で主権在民、基本的人権の尊重、平和主義という憲法3原則に関わる課題など強行採決で決するなど強権・暴走政治がとどまることを知りません。このような状況下のもと、連合は来年結成30周年を迎える。現在、人口減少・超少子高齢化社会の進行と第4次産業革命と言われる技術革新などの変化に対して、どういう社会をめざしていくのかを明らかにするために(仮称)『連合ビジョン』の策定が進められている。 また重要課題について、2019春季生活闘争では、賃金の上げ幅のみならず賃金水準を追求する闘いを強化すること『すべての労働者の立場に立った働き方改革』を具現化する労働条件改善を勝ち取ることが大きな目標である。そして、現在臨時国会で審議されているいわゆる『入管難民法改正案』については、社会的影響の大きな課題であること、著しく劣悪な条件での労働を強いられている外国人労働者の権利と人権の保障が先決であり、充分な議論が求められており、法案の行方を注視していきたいと考えている。高知県内においても実態把握と外国人労働者の人権尊重に向けた取り組みの強化を目指したい。また連合運動の前進に向けて、3つの重点分野のうち『男女平等参画を軸とする多様性のある社会・職場の実現』が掲げられた意味は大きい。運動そのものを参加型に変えていくことを強く訴える。最後に、来年は統一地方選挙と参議院選挙が実施される政治決戦の年である。候補者全員の当選を果たさなければならない。」とあいさつした。
来賓には、連合本部逢見会長代行を始め多くの方々に参加いただき、それぞれの立場からあいさつを頂いた。活動報告・財政報告を行った後、議事については、第1号議案:役員の交代(案)引き続き、第2号議案:「2018〜2019年度運動方針」の補強(案)、第3号議案:2019春季生活闘争(案)、第4号議案:第19回統一地方選挙の取り組みについて、第5号議案:2019年度一般・特別会計予算(案)、第6号議案:「表彰」について審議を行い、すべて可決・承認し2019年度がスタートした。