はじめに折田会長から、『大手組合が春季生活闘争のヤマ場を迎えており、これから地場組合の闘争となっていくところである。この2019春季生活闘争では、月例賃金にこだわった「賃上げ」の流れの拡大と「すべての労働者の立場にたった働き方の見直し」を同時に推し進めていくこととしている。地域間、企業規模間などあらゆる格差の是正、特に都市部と地方の格差の是正に取り組むこととしている。東京都の一都市集中は、現在も続いており、東京都と高知県では、最低賃金223円の差、月例給でも4〜5万円の差が生じている。若者が高知に住み続けたい、働き続けたいと思えるようにしていきたい。大手が中小を上回る賃上げ、最低賃金の大幅な引き上げなど、そして賃金のみならず今春4月からの働き方改革の施行に基づき、長時間労働の是正、同一労働・同一賃金の実現など労使で理念を具体化し、地域に根付かせていく取り組みが出来るようにしていきたい。今日は、それぞれの立場から諸課題の解決・前進に向けて有意義な意見交換にしていきたい。』とあいさつしました。
その後、経営者協会竹内会長から、要請に対するコメントを頂き、意見交換を行いました。