女性委員会第32回総会ならびに青年委員会2023年総会 開催 その①

《その①》
日 時  2022年12月10日(土) 総会9:30~
場 所  三翠園
参加者  女性委員会35名、青年委員会47名、事務局4名

今年度の総会は、2年ぶりに開会から来賓あいさつまでを両委員会合同で行ない、その後分かれて各総会を開催した。
【両委員会合同総会】
開会にあたり、主催者を代表して井上女性委員長からは、今年も新型コロナウイルスに振り回された1年を振り返るとともに、コロナ禍において明らかになった生理の貧困問題に触れ、「国際NGOの調査結果では、2020年コロナ禍以降3割の女性が生理用品の購入が難しいと回答している。このことは、世界中で問題視され、日本でもニュースや国会で取り上げられることになった。このコロナ禍で、現実問題としてそれだけ貧困問題が根深かったことが明らかになった。また、“働く女性と生理について”労働審議会などでこの問題への取り組みを要請してきた。このように声を上げたことで、ほかの女性委員からも次々と声が上がり、来年1月に高知労働局の主催で、愛媛の労災病院の医師を講師に招きWeb講演会が開催されることとなった。対象は高知県内企業の人事担当者などだが、まずは一歩前進である。このことは労働者側の皆さんも知っておいてほしい」と述べた。
また、連合高知第34回臨時大会で承認された「ジェンダー平等推進計画」について、「連合では男女平等問題は人権問題として捉えた上でその解決を目指すこととしている。闇雲に相手を自分の土俵に乗せることを平等とするのではなく、それぞれに事情があり、配慮をするべきである。初めは「あれ、おかしいな。変だな」と思っていても、組織に適応していくにつれその考え方に疑問を持たなくなってくる。そういった声を皆さんに挙げていただき、考えていくための総会、発信していく女性委員会でありたい」と決意を述べた。

続いて、小田青年委員長からは、「今年も、新型コロナウイルスの影響で青年委員会としての活動の自粛と縮小が余儀なくされた。しかし、その中でも平和の大切さを後世へ伝えるためにと企画した原爆写真展を開催でき、多くの方に足を運んで頂いたのは大変喜ばしいことだ。まだまだ収束の見えないコロナ禍ではあるが、連合が掲げている“働くことを軸とした安心社会”を実現するために、我々若者世代が労働環境改善運動を進めていき、自らの生活をより豊かにしていく事を目指し、共に頑張っていきましょう」と決意を述べた。
その後、来賓である連合高知池澤会長からあいさつがあり、女性委員会・青年委員会に分かれて各総会を行った。

【両委員会にてフードドライブを実施】
今年は開催を中止したユースラリー(青年委員会・女性委員会主催)にかわる取り組みとして、「フードドライブ」に取り組んだ。総会当日は、フードドライブBOXを用意し参加者から沢山の寄付を頂いた。