連合高知青年・女性委員会は、女性委員会32名、青年委員会47名参加のもと、12月9日(土)9:30から高知会館において、総会を開催した。
今年度の総会も例年通り、開会から来賓あいさつまでを両委員会合同で行ない、その後分かれて各総会を行った。
開会にあたり、主催者を代表して井上女性委員長からは、コロナ禍での4年間を振り返り、生活が一変し、昨日までの常識が変わり、社会における“正義”も大きく変わるという体験をしたことにふれ、そんな中でも「『民主主義を我が物顔で利用する一強政治を許すわけにはいけない』と、参議院補欠選挙に立候補した、広田一議員の当選は、私たちに確かな希望を与えてくれた」とし、「世の流れに逆らえず、流されることもこの4年間さまざまな場面で感じてきたが、そんな時こそ労働組合が一人ひとりの力を結束し団結していくときだ」と述べた。
続いて、西本青年委員長からは、コロナウイルスが5類感染症に位置付けがされ、各産別、各単組の組合活動が活発になってきたことから、青年・女性委員会もコロナ禍前のような活動の展開ができたことの報告があった。特に、「4年ぶりに開催をする事ができたユースラリーでは、WEBを使っての交流や会議が増えてきている中、産別を超え、職種をこえ、Face to Face でたくさんの方と交流をする機会はとても大切だと再認識することができた」と述べた。また「ジェンダー平等について、まずは皆さんに知ってもらい、考える、行動する。こういった事を重点において誰もが多様性を認め、互いに支え合うことのできる職場や社会の実現をめざした運動を青年、女性両委員会で検討して進めていく」と、力強いあいさつがあった。両委員長ともに、「労働組合の必要性」と、「組合活動は助け合い、支えあう活動であり、苦しい時代である今こそ多くの皆さんの知恵を共有しながら交流を深めて活動を推進していこう」との決意を述べた。