連合高知第36回臨時大会 開催

連合高知は11月20日、三翠園において執行部25名、代議員72名(うち女性15名)の参加で臨時大会を開催した。
この大会では、1.2024年度活動報告、2.2024年度一般・特別会計決算報告および会計監査報告、3.2024年度剰余金処分について、4.役員の交代について、5.2024~2025年度運動方針補強、6.第27回参議院選挙における連合高知の取り組みについて、7.2025年度一般・特別会計予算、8.表彰について、を審議・承認した。
開催にあたって挨拶した池澤会長は、春季生活闘争について「この間の縮小・抑制傾向や低迷から経済・社会を新たなステージに変えていくためには、2025闘争においても大きな賃上げの継続をめざし、かつ実現していかなければならない」と決意を語った。また、政治に関しては、「先の衆議院選では、武内則男氏が本当にあと一歩届かずというところで本当に悔しい」としながらも、「与党の過半数割れを実現したことから、政治に緊張感を取り戻す大きな転換点となった」と、振り返った。そのうえで、「ただ肝心なのはこれからだ。組織を挙げてさらなる努力・奮闘を続けていこう」と、檄を飛ばした。
来賓には、芳野会長をはじめ各界の方々にご臨席いただき、それぞれの立場からの連帯挨拶をいただいた。
2024~2025年度方針補強の提案では、「労働者保護の観点に立ちながら、労働基準法改正の動きに対応する」ことや、「カスタマーハラスメント対応の強化」「多様な家族の在り方やライフスタイルを認め合う社会に向けた取り組み」などが執行部から提案され、満場一致で承認された。また、2025年度一般・特別会計予算など他の議案もすべて承認された。
大会の最後に、「連合高知は、連合の政策と運動を広く社会に発信しながら、すべての労働者の生活と権利を守るために、職場‐地域を貫いて運動を展開する」との宣言を確認して、臨時大会を終えた。