2012年07月09日(月) [ニュース]
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連合高知は7月6日(金)13時30より高知共済会館において第46回地方委員会を開催し、役員の交代(案)、2012春季生活闘争中間総括(案)、夏から秋にかけての当面の取り組み方針(案)について議論した。
冒頭間嶋会長は「2012春季生活闘争中間総括を提起するが、厳しい経済・政治状況の中でよく頑張っている。特に中小共闘では、自らの賃金実態を調査する中で要求を自らのものとして健闘している。政治課題では、政権交代して3年が経過したが、社会保障と税の一体改革の衆議院での採決で、党が分裂したことは残念なことであるとともに選択してはいけないことであった。自民党政権からのしわ寄せがあったとしても、民主党の党内融和がはかられていないことに問題があり、今後の国会運営についても危惧を持っている。今は変革の時代であり、各構成組織は組合員ときちんと意思疎通をはかり、丁寧な組織対応をお願いしたい」とあいさつした。
2012春季生活闘争は、歴史的な水準にある円高、タイの水害被害の影響で、企業業績が悪化していると経営側は「定期昇給の凍結・延期も検討すべき」と打ち出し、マスコミ各社も厳しさをあおる情勢の中で取り組まれた。
5月末現在の同時期比較では、県全体加重平均では3,560円(1.48%昨年比−559円)地場組合加重平均では3,372円(昨年比−295円)となっているが、同一組合比較では県全体加重平均では3,581円(昨年比−202円)地場組合加重平均では3,390円(昨年比−36円)と地場・中小組合の健闘が際立っている。
夏から秋にかけての当面の取り組み方針は、@1000万連合実現に向けた組織強化社会的影響力のある労働運動の展開、A労働条件の底上げ、デイーセントワーク実現、男女平等参画の取り組みB政策実現に向けた政治闘争の推進が審議され、提案のとおり承認、決定し閉会した。
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