6.26労働法制・安保法制改悪阻止早朝街頭宣伝行動
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2015年06月26日(金) [ニュース]
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民主党、社民党、連合高知の3団体は6月26日早朝、県庁前で労働者派遣法をはじめとする“労働法制”と“安保法制関連法案”の改悪阻止に向けた街頭宣伝活動を行った。この行動は、6月20日、中央公園で行った「労働法制・安保法制改悪阻止県民総行動」に続く行動の一環。
行動をはじめるにあたって折田事務局長は、「今国会に労働者派遣法をはじめとする労働法制の改悪法案と安保関連法案が提案されている。この2法案を廃案に追い込むために民主党、社民党、連合高知が共闘して県内隅々まで問題点を訴えている」と行動の主旨を発信した。
社民党からは久保耕次郎代表が「労働者を企業のいいように使い捨てる労働法制の改悪は許されない。また、戦後70年間守ってきた平和憲法の解釈を変えて、歯止めなく自衛隊を海外に派兵することを許さない声を共にあげていこう」と訴えた。また、民主党の武内則男代表代行は「民主党政権のもとで派遣労働者の処遇を改善する流れをつくってきたが、それに逆行する“生涯派遣で低賃金”を強いる労働者派遣法改悪を廃案に追い込もう。安保法制は、中谷防衛大臣が発言したように“憲法を法に合わせる”やり方で集団的自衛権を認めようとしている。これは明らかに憲法違反だ。今こそ反対の声を挙げていこう」と通勤途中の市民に呼びかけた。
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2015年06月22日(月) [ニュース]
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安倍政権は6月19日、働く者の反対の声を無視して労働者派遣法改革案の審議を一方的に打ち切り、強行採決した。また、大多数の憲法学者が憲法違反と指弾する中、安全保障関連法案を何ら国民的合意形成もなく、強硬に今国会で採決しようとしている。そんな中、連合高知、民主党、社民党、部落解放同盟高知県連合会の4団体は6月20日(17:00〜)、中央公園で「安保法制・労働法制改悪阻止県民総行動」を開催した。集会には約80名が集まり、両法案の廃案に向けて気勢あげた。
主催団体の1つである連合高知の間嶋祐一会長は、「労働法制は企業の都合を一方的に労働者へ押し付けられないようにするためのルール。このルールの改悪を許さない声をあげていこう。また、日本の平和主義が脅かされている。多くの県民がこれに反対の声をあげながら、これからの安保法制改悪阻止の行動につなげていこう」と挨拶。続いて、有澤明男部落解放同盟高知県連合会委員長は「労働法制や戦争のできる国に向けた安倍政権の暴挙を止めるため、また、子や孫たちが安心して暮らしていけるために、労働法制の改悪を許さず、人権侵害の最たる戦争法案の廃案に向けて全力で闘う」と決意を表明した。さらに、政党からは久保耕次郎社民党高知県連代表が「雇用をめぐる改悪が派遣法改悪に続いて構えられている。だから、この派遣労働法改悪を突破口にさせてはいけない。何としても改悪阻止をめざしていく。また、米軍とともに地球の裏側まで自衛隊を派遣するような歯止めなき安保法制を廃案にするため、皆とともに行動していく」と院内外を貫く闘いに向けた決意を語った。
参議院議員であり、民主党高知県総支部連合会代表の広田一氏は、アベノミクスの問題点を指摘しながら「労働法制の改悪は、すべて労働者の足を引っ張るもの。生涯派遣で低賃金を強いる労働者派遣法は必ず参議院で廃案に追い込む」と国会における闘いの決意を表明した。また、安保関連法制に関しては、「安倍政権は集団的自衛権の本質を国民に伝えていない。だから、法案の意味が国民に伝わっていない」と議論の進め方の問題点を指摘。さらに、「6月4日の衆議院憲法審査会で憲法学者全員が集団的自衛権行使に踏み切る安保関連法案は“憲法違反”としたことに政府は耳を傾けるべきだ」と安倍政権を厳しく指弾した。一方、民主党の考える安全保障は「専守防衛に徹して、“近くは現実的に、遠くは抑制的に、人道支援は積極的に”というメリハリのある安保法制を考えており、自民党とは全く違った考えに基づいている」としたうえに、「安倍政権の安保関連法案は、戦後70年間守ってきた専守防衛に基づく安保法制を大きく変えようとする大きな問題。法案を廃案に追い込むため、県民に広く訴えながら声をあげていこう」と呼びかけた。
折田連合高知事務局長からは、「労働法制改悪も安保法制改悪もともに、“平和に暮らすこと”と“安心して働くこと”を壊すものだ。1つの法案も成立させないために、これから参加団体を増やしていくと同時に、週1回の行動をキッチリと取り組んでいこう」との行動提起があった。
最後に、「労働者派遣法の改悪をはじめ、労働者保護ルールの改悪を阻止するとともに、安全保障関連法案の成立を阻止するために、平和への願いを持つすべての仲間と連帯しながら取り組んでいこう」とする集会アピールを採択して、集会を終えた。
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2015年06月22日(月) [ニュース]
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連合高知は6月20日、高知サンライズホテルで2015年男女平等参画推進フォーラムを開催した。今年のフォーラムでは、講師に高知市出身の助産師で「NPO法人いのちの応援舎」代表 山本文子さんを迎え、「いのちの輝くために」をテーマにして講演をいただいた。フォーラムに参加した男女約80名は講師の「“生”を受けたすばらしさ」を語る熱弁に聞き入った。
山本さんは、「中学生・高校生を相手にした私の講演では、必ず“性”の問題から始める。それは、“性”という字は“心が生きる”と書く。だから、生きるということは性を大切にすることであり、性教育はいのちの教育だ」と、一般的には避けて通る性の大切さを述べた。さらに、「中絶を求めて病院に訪れた高校生カップルに、性(生)の大切さを教えた」経験をもとに、「両親の愛情を受けてこの世に生を授かったことに感謝しながら、いのちを大切にすること、そして、今を大切に生きる」という“いのちの輝き”のすばらしさを切々と語りかけた。
また、山本さんのこうした性教育を中心にした「いのち」の大切さを語る講演に対して、数多くのパッシングがあったこと。さらに、そうした誹謗中傷の中で、生業である助産師と講演活動の二者択一を迫られた時、講演を聞いた方からもらった一葉のはがきが人生の転機となったことを披歴した。そのはがきには「あなたの講演は“いのちの応援舎”だ」と書かれており、「これを見たとき自分の選択肢が決まった。いのちを輝かせる老人介護施設をやろうと決めた」と述懐した。これは、「昔はじいさん、ばあさん、親、子どもはもとより、地域が大きな家族としてあって、お互い助け合って相談する者も数多くいたから、今のようにDVは多くなかった」ことから、そうしたコミュニティのひとつとして老人介護施設をはじめようと考えたということだそうだ。この老人介護の仕事に関係して、講演会の聴衆の一人から「介護時にセクハラ行為を受けていることに嫌悪感を持っていると発言した介護職員に対して、“性は一生もの”だ。それをちゃんと受けとめて仕事をするべきだ」と人の“生涯の性(生)”に向かい合って介護を行うべきことを指摘した経験を語りながら、人が生きるということをどう考えるのかということを聴衆に投げかけた。
最後に、子育てに関わって、「母子手帳を書くことは親子のきずなを伝える大事なもの。また、子どもを抱きしめて人のぬくもりを伝えることが大切だ。そして、相手を無視せず、語り合うことが何よりも重要なことだ」としたうえに、「毎日の生活の中で苦しいことを吐き出す場所に組合がなるべきだ」と組合への課題も提起した。
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連合高知2015年青年・女性委員会合同拡大幹事会(平和学習会)
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2015年06月01日(月) [ニュース]
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連合高知青年・女性委員会は5月30日、人権啓発センターで今年が戦後70年の節目の年になることから、連合が取り組む平和4行動をはじめ平和と人権等の取り組みを学習するための拡大幹事会(学習会/36名参加)をおこなった。この学習会では、連合本部の山根木晴久 総合組織局長を講師に、青年・女性委員会役員をはじめ、多くの一般青年・女性組合員も参加し、平和の尊さと人権を守ることの大切さをかみしめた。
山根木局長は、「なぜ、組合が平和を取り組むのか。簡単にいえば、日々くらしていけるいのは社会が平和で安定していればこそだ。だから、平和の取り組みと労働組合の運動は根が同じ」と平和活動を取り組む意義を述べた。また、「それだけではない。ILO(国際労働機関)は“労働は商品ではない”“一部の貧困は全体の反映にとって危険である”といっている。戦争の原因を突き詰めると、そこには貧困と差別がある。だから、きちっと組合活動をすることが平和を守ることにつながる」と、どういった視点で組合活動をすべきかを語った。
その上に、現在の政局を踏まえながら、「安全保障法制への対応や平和行動は、連合の綱領である“連合の進路”に基づいている」と、“連合の進路”の内容を説明した。さらに、組合の社会的な役割に触れながら、「連合も加盟する国際的な労働機関のICFTU(国際自由労働組合総連盟)で昨年、“核兵器廃絶の道筋をつける”との決議をあげた。これは、国際的な労働運動の枠組みの中で連合が取り組んだ成果だ」と連合の運動成果を披歴した。
最後に、講師からの「連合は毎年、平和4行動を取り組んでいるが、何よりも、この行動に青年女性の皆さんが参加して、平和と人権の尊さを皮膚で感じてほしい」との要望を参加者全員がしっかりと受け止めつつ、学習会を終えた。
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2015年06月01日(月) [ニュース]
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連合高知は、6月男女平等月間に行う「女性のための労働相談ダイヤル」(6/11〜12)の取り組みに向けて、事前学習会(6構成組織/15名参加)を行った。講師には、元連合高知アドバイザーの高橋勝利さんを迎え、労働相談の心構えを教わった。
講師は、相談ダイヤルを受ける注意点は、何よりも「相談者は相当な勇気をもって電話をかけてきているし、伝える内容が混乱していることも多い。だから、内容を否定せずに、信頼関係が持てるようにしながら細かく内容を聞く雰囲気づくりが大切」と相談を受ける心構えを示した。その上に、これまで高橋アドバイザーが経験してきた事例を紹介しながら、それぞれ問題となったことや、その対応を細かく説明。その中で、「相談者の考え方や、その人の周りの人との関係などをよく見極めながら対応していくことが大切」と語った。また、労働相談ダイヤルに関しては、「広告を出せば、電話が多く鳴る。その大半が本人ではなく、親など代理の方からの相談だ。こうした場合、話をよく聞いたうえに、最後には本人の思いをちゃんと受け止めるために、本人から直接連絡させるようにすることが大切だ」と経験を踏まえた対応の仕方などを述べた。
最後に講師は、「組合は“弱きを助けて強きを挫く”ものだ。だから、皆さんの組織では自由に意見できる雰囲気をつくりながら、社会運動をしていただきたい」と連合高知全体への課題を提起して締めくくった。講義の後には、参加者との若干の意見交換をして学習会を終え、取り組みに備えた。
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