2015年08月24日(月) [ニュース]
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戦後70年の節目にあたるこの夏、連合高知は「親子平和学習会」を8月22日、開催した。学習会には、組合員の親子20名が参加。学習会のテーマ「特攻」を通して、国の間違った政策によって尊い命を奪われた若者の“心情の一端”に触れた。
主催者を代表して挨拶した折田事務局長は「戦後70年の節目の今年、戦後の平和の歩みを180度変える安全保障関連法案が審議されている。こんな時だからこそ、今日の平和学習を通して親子で“戦争とは、平和とは”ということを話し合っていただきたい」と挨拶。
続いて、高知さんさんテレビの特攻三部作ドキュメンタリーの1つ「遺す、ことのは〜特攻の始まりと終わりのこと〜」を上映した。この作品の中では、「特攻を命じる側の歴史本には、“戦局の決定的転換に結びつくと信じた特攻作戦に、多くの若者が目を輝かせて自ら積極的に志願した”ということになっている。しかし、実は、そこに居合わせた元兵士によれば、皆いやいやながら、“はぁ〜い”と手をあげて志願した。ほぼ強制であった」との貴重な証言も含まれていた。
ドキュメンタリー視聴後に行なわれた講演で制作者の鍋島康夫さんは、「日本軍が追い詰められていく中、特攻という異常な戦術の最初と最後に高知県の若者が関わっていたという歴史を通して戦争と平和を考えてほしい」と語った。
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2015年08月12日(水) [ニュース]
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連合高知は8月7日夕方、中央公園北口で3回目となる「労働法制・安全保障法制改悪阻止街頭行動」を行った。今回の行動には、民主党の広田一参議院議員と坂本茂雄県議会議員も駆けつけ共に行動した。
冒頭、口火を切った折田事務局長は「昨日6日には広島で被ばく70年の平和式典が行われた。9日には長崎で平和式典が行われる。戦後70年の節目の年にあたる今、二度と戦争をしない、起こさせないことを決意することが重要だ。にもかかわらず、安倍政権は平和国家としての歩みを否定する法案を国会で成立させようとしており、これを私たちは断じて許してはいけない。安保関連法案の廃案に向けて、県民の思いを高知県内各地から強く訴えて絶対に成立を阻止しよう」と訴えた。
坂本茂雄県会議員からは、「参議院に移った安保法案は矛盾や違憲性がますます強まるばかりだ。また、国会答弁もあいも変わらず国民の理解を得ていない。現在、連合や平和を願う国民の声を代表する政党が安倍政権の暴走に歯止めを掛けようと闘っている。この夏の闘いに皆さんも一緒に参加して廃案に持ち込むまで全力で取り組んでいこう」と力強く訴えた。
広田一参議院議員からは、「7月15日に安倍総理は国民の理解が進んでいないと言いながら安保法案を衆議院で強行採決した。国民の60%が反対、80%が理解できていない中での強行採決は国会や国民を軽視している。参議院では、本日までに安保関連法案の委員会が計6回、38時間の審議が行われている。しかし、法案が理解されるどころか政権の違憲行為や法案の違憲性がより一層明確になってきている。だからこそ、民主党はこれからも一つひとつ問題を追及しながら参議院で徹底的に議論していく。安全保障は平和と民主主義の問題だ。だから、自由民権発祥のこの高知から安保廃案に向けた声をあげてほしい。また、労働者派遣法などの労働法制改悪法案の成立も断じて許してはいけない。県民市民が安全・安心に暮らせる社会づくりのため民主党は全力で取り組んでいく。私たちの声に理解をいただき、力をかしていただきたい。そして、一緒に政治を変えていく活動に参加してほしい」と市民に呼びかけた。
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