2020年01月20日(月) [ニュース]
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生きてることに意味がある
連合高知は、30周年記念行事の一環として高知県労福協と共催で「助けてと言える社会へ〜無縁社会と家族機能〜」と題する記念講演を1月18日、高知会館でおこなった。
この講演では北九州市で生活困窮者自立支援活動をしている奥田知志 NPO法人抱樸理事長を講師に、共生地域の創造に向けた家族機能の社会化の必要性について提起を受けた。
講師は、ひきこもりや社会的孤立といったことが社会問題としていわれる現代にあって、「わたしたちは“生きていることに意味がある”というところまで戻って考えていかなければならないのではないか」と問いかけたうえで、NPO法人抱樸の成り立ちと取り組みの経過を語りながら、「他者との関係の重要性」や「ハウスレスは生活困窮状態だがホームレスは帰るところがないという社会的孤立の状態。生活環境から社会的孤立の状態に陥り、それがまた生活環境を悪化させるといった負のスパイラルを断ち切る支援が必要だ」と述べた。その具体的な取り組みとして、経験を交えながら「自己責任という風潮が強まる中で、人と関わることで生きる意味付けを見出すことや、人に頼って生きることが大事だ。そのためには家族機能の社会化が今の社会には必要だ」と共生社会に向けた課題を語った。
会場からは、「生活困窮者への居住支援の進め方」や「行政のかかわり方」などの質問が出された。これについて講師は「居住支援については、貸主を安心させるために、困窮者に対する社会的な家族機能が大事になる。行政のかかわりに関しては、すべてを国家に任せるのはいかがかと思うが、NPOを含めてそれぞれに役割がある」と答えた。
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2020年01月14日(火) [ニュース]
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日頃の腕前を競い合う!
新春恒例の連合高知第18回囲碁将棋大会が1月11日、高知市勤労者交流館でおこなわれた。この大会には、各構成組織の組合員や退職者総数68名が参加。それぞれが日頃の腕前を競い合う盤上の熱戦を繰り広げた。会場のあちこちでは、「う〜ン、こりゃ〜ぁ」といったうなり声まじりの感嘆の声や、対戦者同士の打ち手の振り返りの光景がみられた。
対局の結果は下記のとおり。
[囲碁の部]
《個人戦》
優 勝 中谷 達美さん(とさでん交通退職者の会)
準優勝 島本 健三さん(高知市退職者会)
《団体戦》
優 勝 NTT労組退職者の会(松本安正さん、上村隆男さん、川谷弘一さん)
準優勝 高知県職員退職者会A(浦田博幸さん、村上次男さん、田所稔さん)
第三位 高知県職員退職者会B(岡?健さん、武市瑞穂さん、川島博海さん)
[将棋の部]
《個人戦》
優 勝 筧 翔太さん(土佐市職労)
準優勝 池 優さん(高知県職員退職者会)
第三位 青木 幹夫さん(高知県職員退職者会)
《団体戦》
優 勝 高知市職労A(吉永有佑さん、那須和行さん、都築積代さん)
準優勝 高知県職員退職者会C(須藤明さん、入交隆さん、文野道景さん)
第三位 高知市職労B(森本健二さん、西川博文さん、中澤文雄さん)
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2020年01月09日(木) [ニュース]
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闘春!安心社会に向けて!
連合高知は1月8日、新春恒例の旗開きを城西館で開催した。この旗開きは連合高知結成30年の節目を迎えて初の開催となり、組合員346名、来賓87名が参加。それぞれが向こう1年の闘いに向けた決意を固めあった。
開催あたり折田会長は「連合高知は安心社会とディーセント・ワークを守り、創り出すという目標を掲げて、その実現に向けて全力をあげる」と新年の抱負を語った。また、これから本格化する2020春季生活闘争について「株主に厚く労働者に薄い歪んだ分配構造の転換につながる賃上げと、パート・有期労働者の抜本的処遇改善のための働き方改革の具体化に取り組んでいく」と運動の基調を述べた。そのうえで、「格差と貧困の解消に向けて、それぞれの組織で現場からすべての労働者の処遇改善と未組織の仲間の組合結集を進めてほしい」と呼びかけた。政治課題については「持続可能で包摂的な社会を創り出すためにも安倍一強に終止符を打つべく、現職の広田一、武内則男両衆議員の勝利に向けた闘いを展開しよう」と訴えた。
来賓あいさつには、濱田省司高知県知事、岡崎誠也高知市長、広田一・武内則男両衆議院議員が立ち、それぞれの立場からのあいさつをいただいた。その後、古田宏昌労働局長の乾杯の音頭で宴がはじまり、参加者お互いの親交をあたためた。
毎年恒例のラッキープレゼントでは、加湿器付き空気清浄機を目玉景品に総数215個の景品の抽選をめぐって会場が沸き立った。
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