2021年02月15日(月) [ニュース]
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連合高知は2月12日、三翠園ホテルで第63回地方委員会を開催し、2021春季生活闘争に向けた方針を確立した。この地方委員会には28名の地方委員と3名の傍聴が参加し、雇用の確保を大前提にした統一要求基準額などを決めた。
具体的には、月額要求額を「10,800円を基準」とするとともに、時間額要求については、格差是正に資する「社会横断的な水準」として、@企業内最低賃金協定において最低到達水準1,100円以上、A目標水準として勤続17年相当で時給1,700円以上とした。
また、“すべての労働者の立場に立った働き方の見直しの課題では、「長時間労働の是正」と「職場における均等待遇の実現」を軸に取り組んでいくこととした。中でも、この4月から同一労働同一賃金法制(パート・有期法)がすべての企業に適用されることから、パート・有期・契約・派遣などいわゆる非正規労働者の多くが女性である実態を踏まえながら、職場から雇用形態の違いによる不合理な待遇や差別的取り扱いを許さない均等待遇の闘いを組織の内外を貫いて進めていくことにした。
【闘争開始の気勢を上げる!】
当日の18時からは、同じく三翠園ホテルで「2021春季生活闘争 闘争開始宣言集会」が開催され、集まった組合員81名は「すべての労働者の雇用を守る、賃金もあげる」と気勢をあげた。
決意表明では、高知ユニオン高知医療労組の田内書記長がビデオメッセージを寄せて「高知県は他県に比べて医療従事者の賃金が低く、その働きの価値に見合うものになっていない。そこにこのコロナ禍が追い打ちをかけた。まさに、コロナ禍で医療体制の脆弱性が明らかになった。私たち医療従事者は、市民の安心・安全のために頑張っているが、是非とも皆さんにはコロナに感染しないよう予防し、健康でいることをお願いする。それが医療従事者を守り、経済を立て直す近道になる。先の見えないコロナ禍だが、団結してコロナ感染が収束するよう共に頑張っていきましょう」と医療従事者の状況を報告するとともに、今春闘をすべての仲間と連帯して闘っていく決意を表明した。
また、本集会では、「エッセンシャルワーカーへの支援・連帯を示す特別決議」を採択し、コロナ禍でのエッセンシャルワーカーの奮闘に敬意と感謝の意を表するとともに、すべての労働者が連帯して今春闘を闘い抜くことを確認し合った。
最後に、「誰もが希望を持てる社会を実現!安心・安全に働ける環境と“底上げ、底支え、格差是正”をスローガンに、“みんなの春闘”へ果敢に挑戦していこう」とする闘争開始宣言を参加者全員で採択したうえで、白木中小共闘センター委員長の団結ガンバローで地場における2021春季生活闘争の幕を開けた。
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2021年02月05日(金) [ニュース]
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【毎月05日は「れんごうの日」! 〜2月〜】
2月のテーマは「みんなの春闘」です。
「春闘」って新聞やニュースで聞いたことがあると思いますが、どんなものか知っていますか?
労働者が労働条件(給料だけじゃありません!)について要求し、経営者と交渉することです。
新型コロナの感染拡大で多く人の働き方に影響が出ている今だからこそ、これから先の働き方について、考えてみませんか?
安心して働ける環境づくりのために、みなさんの職場を改めてチェックし、改善すべきところをいっしょに変えていきましょう!
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2021年01月04日(月) [ニュース]
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【毎月05日は「れんごうの日」!〜1月〜】
2021年がスタートしました。今年最初の「05(れんごう)の日」は「働くすべての人に感謝を!」がテーマです。
医療・介護の現場で闘ってくださっている人、ステイホームの中、宅配の荷物を運んでくれた人、スーパーやコンビニなど生活必需品を扱う人、電車を運行してくださるなどインフラを担う人、今日も私たちの生活はたくさんの人のお仕事に支えられています!
昼夜を問わず働いてくれているエッセンシャルワーカーの皆さん、本当にありが
とうございます。みなさんのおかげで私たちは安心して暮らしていけます。
昨年は新型コロナの影響で私生活にも仕事にも大きな変化の年になりました。新たな年である2021年、労働組合・連合はエッセンシャルワーカーの皆さんをはじめ、すべての働くみなさんに寄り添います!
今年もよろしくお願いします。
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2020年12月25日(金) [ニュース]
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〜大好きな高知を守るための助け合い募金〜
最前線で奮闘する方々への感謝の気持ちを込めて
全額を県のコロナ対策寄附金へ拠出・贈呈
連合高知青年委員会・女性委員会および西地協青年・女性委員会は、「新型コロナウイルス感染症の影響を受ける高知県の方々を支援すること」を目的とした『大好きな高知を守るための助け合い募金』を展開してきました。この活動は、取組期間を2020年10月1日〜12月15日、目標金額を100,000円として展開してきた結果、多くの賛同を得て243,601円の貴重な浄財を集めることができました。
集められた募金は、高知県が実施している「新型コロナウイルス感染症対策助け合い寄附金」へ全額拠出することとし、贈呈にあたって濱口副委員長(青年委員会)と太田副委員長(女性委員会)は、「コロナ禍により制約があった中で、それぞれの職場や個々の人的ネットワークを活かして呼びかけました。金額こそ少ないが、医療現場等の最前線で奮闘する方々への感謝の気持ちがたくさん詰まった募金です。有意義に活用いただけることを願っています」とのコメントを付して副知事に手渡しました。
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2020年12月15日(火) [ニュース]
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コロナ禍でも活動の前進を
連合高知青年・女性委員会は12月12日、県民文化ホール第6多目的室および三翠園で総会を開催した。今年度は、新型コロナウイルスの急な感染拡大の影響を受け、当初予定していた参加者が減る中での開催となり、女性委員会30名、青年委員会28名が参加した。
両委員会は、開会からあいさつまでを合同で行ない、その後分かれて以後の議事を進めた。また、今年は各総会終了後に「大好きな高知を守るための募金活動」も行い、参加者からは12,565円の浄財を頂いた。
開会にあたり、主催者を代表として今井青年委員長からは、コロナ禍で思うような活動ができなかった苦しさを振り返り、「労働組合の活動は人とのつながりこそが原動力であり、それを次世代に伝承・醸成することが青年委員会の使命であると感じている。小さな一歩を続け大きな歩に変え、厳しい環境を乗り越えていけるよう、コロナ禍を好機と捉えて活動していこう」と述べた。
続いて、井上女性委員長からは、コロナ禍の中、派遣など非正規で働く女性の就業環境の悪化が浮き彫りとなったことに触れ、「安心して働き続けられる労働環境が整わない限り、再びこのような災害が発生すれば同じことの繰り返しになる」と述べた。
女性委員会総会では、重点課題として、1.ネットワークづくりと問題意識の共有化、2.男女平等参画推進、3.均等待遇、政策・制度要求の取り組み、4.連帯活動の取り組みの4項目の強化に加え、パワハラをはじめあらゆるハラスメントを許さない取り組みを組織全体で進めていく事を確認した。そのうえで、女性委員会が中心となって「高知さくら会計事件」の原告組合員4人を引き続き支援していく事も確認された。
質疑討論・職場からの報告では、自治労女性部(仁淀川町職労)の山諸代議員から、自治労高知県本部全体で春闘要求項目に入れた「不妊治療に関する休暇」の取り組み成果について、「いの町役場で5日間の特別休暇を勝ち取った。日数的には少ないが、まずは中身を精査しながら今後につなげたい」と報告があった。
青年委員会総会では、「各産別青年組合員との学習・交流の場を作り、産別の枠を超えた連帯強化を進めること」や「生活や職場の課題は、政治と密接に関係をしているという事を再認識し、青年世代の政治活動への参加をはかると共に、来年実施される衆議院選挙に連合高知と連携をして取り組むこと」などが確認された。
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